2008/08/30

Audio Mapping

最近のOpenStreetMapの日本語メーリングリスト (Talk-ja) でのやりとりで、Audio Mapping を始めてみると言う人が増えつつあるようです。

実は私も2~3か月前に、オーディオマッピングをやってみようかなと思ったことがありました。その時、数年前に購入してほとんど使わずにほったらかしにしていたSONYのICレコーダーを引っ張り出してみたのですが、電池の液漏れの形跡も無いのに既にお亡くなりになっていました。ICレコーダーに限らず私はそのような小物類を思いつきで買い、直ぐに飽きて放置、久しぶりに使おうと思うと壊れているということが多いのです。また、その時点でオーディオマッピングに関する日本語ドキュメントが未整備ということもあって、新しいICレコーダーを買うのは止めて暫く様子見をすることにしました。

そして、最近のTalk-jaを読んでいるうちに、ふと、以前使っていたMP3プレーヤーに録音機能が付いていたことを思い出しました。オーディオマッピングに関するドキュメントは今も英語のものしかないようですが、それらと過去のTalk-jaを読むと、WAVE形式の音声ファイル (.wav) を使用するとのこと。MP3プレーヤーの取説にはWAVEかMP3で録音できると書いてありました。「なーんだ、これでOKじゃん。なんであの時に思いださなかったんだよ!」ということで、私もオーディオマッピングをやってみようという気がムクムクと起きてきました。これから段々涼しくなっていくので、時期的にはちょうど良かったかも知れませんね。で、これからオーディオマッピングを始めるにあたっての、ごく簡単なまとめというか、備忘録。

オーディオマッピングに必要なもの
GPS
GarminのハンディGPSのような高級機からGPS付き携帯電話や私が使っているような廉価版のGPSロガーなど、最終的にOSMで使用できる(タイムスタンプの入った)gpxファイルを取得できるものなら何でもOK。当たり前か...
録音機器
ICレコーダー、MP3プレーヤー、携帯電話など、最終的にJOSMで使用できるWAVEファイルを取得できるものなら何でもOK。過去のTalk-jaによると、録音機器のデータ容量に制約がある場合は、MP3で録音しPC上でWAVEに変換すると良いらしいです。
JOSM
今年の春頃のバージョンではオーディオマッピングが使えるようになっていたような気がしますが、ちょこちょこといろいろな機能が改良されているので最新版をダウンロードし直した方が良いですね。
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