Wintec社のGPSロガー「Easy Showily (WPL-1000)」にプリセットされたGPSの受信設定の5つ目を試してみました。今回は5番の「捕捉時間最短」で、設定値の内容は次の通りです。
GPS Parameters / GPS設定項目 | Values / 設定値 |
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Fix mode / 測位モード | 2. Auto 2D/3D |
2D Fix Altitude[m] / 2D Fix高度 | 500.00 |
Initial Min. SVs[3~6] / 初回衛星数 | 3 |
Initial Signal Min. Strength[dBHz] / 初回信号強度 | 15 |
Navigation Signal Min. Strength[dBHz] / 測位後信号強度 | 14 |
P Accuracy Masks[m] / 測位精度マスク | 200 |
T Accuracy Masks[m] / 時間精度マスク | 300 |
PDOP Mask / PDOPマスク | 28.0 |
TDOP Mask / TDOPマスク | 28.0 |
SBAS | ON |
今回もログモードは前回と同じプリセットの1.Walk(歩行)を使用しました。その内容は複合条件(10秒毎, 20m毎, 最高時速=2000km/h, 最低時速=1km/h)です。
結果は、低層(2階建)や中層(5~6階建)の建物沿いの道や近くに建物が無い公園沿いの道では前4回とあまり違いがありませんでした。そして前々回のように、高層(15階建前後)の建物の間の通過した直後だけぶれが大きくなっていました(ひび野2丁目交差点手前)。
こうしてみると、高い建物で囲まれた場所ではその影響を受けますが、通過した直後の大きなぶれはGPS設定とはあまり関係が無さそうに思えます。
GPS受信設定の5種類のプリセットを試してみましたが、試した場所や方法(徒歩)のせいか、あまり大きな違いは無かったようです。とほほ...
でも、精度の高い設定にすると「電源ON後になかなかFIXしないのではないか」とか、或いは「頻繁にLOSTするのではないか」とか心配だったので、試してみて良かったとは思っています。因みに、採れたログの内容はともかく、丸の内のビル街で「1.高精度」にしてもFIX自体はしていましたので、初回FIXを行う場所の選び方や歩き方、或いは乗り物での乗車位置など、ログの採り方に気を付けて工夫していった方が良さそうです。
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